LALALAND

出典：https://gaga.ne.jp/lalaland/

映画館で2回、海外旅行の飛行機のなかで1回、Amazonプライムで3回、計6回見た。私の大好きな作品です。 特に挿入曲はどれも素敵です。 「Another Days Of Sun」は 渋滞中の車から抜け出して歌って踊り出す華やかなオープニング曲です。クラクションの音が音楽のアクセントとなり、渋滞中の苛立ちさえも吹き飛ばします。 「Someone In The Crowd」は ミアがルームメイトたちとパーティに行く準備をしているときの曲です。鮮やかなドレスをまとった女性たちが、パーティ用におめかししながら歌って踊る姿は本当に可愛くて綺麗です。ワクワクするようなアップテンポの明るい曲ですが、間奏は少し切なさや儚さも感じられる繊細なメロディです。 「A Lovely Night」は 出会ったばかりのミアとセバスチャンが、ハリウッドの夕暮れをバックに踊る有名なシーンの曲です。お互い嫌味っぽい口調で「あなたなんか好きにならないわ」と歌い合う二人がなんとも可愛らしいです。 「City of Stars」は セバスチャンが弾くピアノと歌声に合わせて、ミアの歌声も重なる、二人の優しいデュエット曲です。二人で歌っている途中に笑い出す光景が特に素敵です。スイングの伴奏から始まり、サビになると軽やかに跳ねる曲の流れが、おしゃれで上品な映画の雰囲気とよく合っています。 映画の挿入曲を紹介したサイトがありますので、参考にしてみてください。 〉LALALAND 映画 オリジナル・サウンドトラック

もちろん音楽だけでなく、物語も切なく美しいものです。 ラストシーン、ライブ会場で一瞬見つめ合ったミアとセバスチャンの表情は、なんともいえない切なさとあたたかさを感じました。 賛否両論あるかと思いますが、私はこの映画のラストシーンはこれがよかったと思っています。

監督：デイミアン・チャゼル
出演：ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス 他
制作年：2016年
配給：ギャガ、ポニーキャニオン
-参考サイト-
〉映画「ラ・ラ・ランド」公式サイト